入社後の研修で苦労したことを教えてください。
H.N : ケルンの研修では座学と実技をバランスよく勉強しつつCCNA※という資格の取得を目指すのですが、入社して研修が始まったものの、僕はエクセルさえ使ったことがないほどだったので、最初は分からない所が分からないレベルでチンプンカンプンでした。
(※CCNA=ITネットワーク分野で信頼の高い資格)
M.O : 私もです。
与えられた資格のテキストを見ても聞いたことがない専門用語ばかりで、まるで中学1年で初めて英語の授業が始まった時のような感覚でした。
H.N : あ~確かに、その通りですね!
それでも挫折しなかったのは、先輩の指導が本当に手取り足取りという感じで、イチからというより、ゼロから教えてくれたことが大きいです。
教科書、動画教材、問題集に加えて、実機を使ったシミュレーションにも挑戦できて、実際にCCNAを受けてみたら「あれ?簡単じゃん」って以外にも呆気なく合格できましたね。
M.O : 逆に私は理屈で考えることが苦手なので、CCNA取得はとても苦労しました。
毎日業務が終わってからも勉強してましたね…。
けれど、分からないところがあればLINEで聞くと先輩がどんなに遅い時間でもすぐに教えてくれたり、業務後に一緒に残ってシミュレーション問題を教えてくれたりして、一緒に頑張ってくれたんですよね。
合格した時も先輩が自分のことのように喜んでくれて、お祝いに焼肉にまで連れて行ってくれて、「本当に、頑張って良かったな」って泣きそうになりました。(笑)
だからこそ、私もこれから入社される後輩たちに親身になって教えようって決意してます!
H.N : いい話ですね。たしかに、一緒に頑張ってくれる先輩にはいつも背中を押されますね!
これは僕がエンジニアとして実際に働き始めてから気づいたことですが、他社のエンジニアを見ていると、外注した別会社のスクールに通って資格だけ取るということも多いみたいですし、ケルンのように実機に触れながらシミュレーションを通してCCNAを取るという形は珍しいのかも知れませんね。
M.O : 珍しいと思います。
実際に現場に立った時に、シミュレーションの経験がとても生きて、あまり悩んだりすることもなく実務に取り組むことが出来たと思います。
社長は「知っていることと、出来ることは違う」といつもくどくど言っていますが、その意味が分かりました。(笑)