手のひらネットワーク機器9つ解説(Cisco・NEC・Fortinet・F5)いくつ分かりますか?

ネットワークエンジニア界隈で話題になった「手のひらネットワーク機器ガチャ」。

一見するとただのガチャですが、その中身は 実際の企業ネットワークやデータセンターで使われている本格機器ばかりです。

本記事では、YouTube動画で紹介した内容をもとに、

  • 手のひらネットワーク機器ガチャとは何か

  • なぜネットワークエンジニアの間で爆発的に流行ったのか

  • 登場する代表的なネットワーク機器9つとその役割

  • 初学者が「どこまで分かれば一人前か」の目安

を、専門用語の解説付きで分かりやすく解説します。

 

手のひらネットワーク機器ガチャとは?

「手のひらネットワーク機器」は、2023年6月に初登場したカプセルトイで、

企業ネットワークで実際に使われている機器を 精巧にミニチュア化 したシリーズです。

  • 第1弾〜第3弾まで発売

  • 発売直後に即完売

  • ネットワークエンジニアが仕事帰りにガチャを探し回る現象が発生

という、インフラ業界では異例の盛り上がりを見せました。

なぜここまで人気になったのか。

それは単なる「おもちゃ」ではなく、インフラ現場そのものを再現しているからです。

出典:手のひらネットワーク機器

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このガチャがインフラエンジニアに刺さる理由

ガチャに登場する機器は、以下のような特徴があります。

  • 実在するメーカー・型番

  • 企業ネットワークで定番とされる機器

  • データセンターでよく見る機器ばかり

つまり、

これ全部わかる人 = 現場経験がかなり豊富

という、エンジニア同士の実力確認にもなっているのです。

それでは、手のひらネットワーク機器の中から9つピックアップして紹介していきます。

① Cisco Catalyst 9300(L3スイッチ)

 

役割:社内LANの玄関口として定番

企業のフロアスイッチとして定番の機器です。

  • L3スイッチ:

    → VLAN間ルーティングが可能なスイッチ

  • PoE給電対応:

    → IP電話や無線APに電源供給ができる

PoE機能がついていることから無線APを使うシーンでよく採用されている機器です。

専門用語解説:

  • L3スイッチ:ルータ機能を持つスイッチ

  • PoE:LANケーブル経由で電源供給する技術

② Apresia NP3000(国産L3スイッチ)



役割:データセンター・キャリア向けスイッチ

Apresiaは数少ない国産ネットワークベンダー

通信キャリアや公共系での採用実績が多いのが特徴です。

  • 10GbE / 40GbE対応

  • 高信頼・高可用性設計

専門用語解説:

  • QSFP:1つのモジュールで4つのデータ通信チャネルをサポート

③ NEC UNIVERGE IX-R2530 IXシリーズ(VPNルーター)



役割:拠点間ネットワークの中核
NEC製のルータで現場ではIXルータと言われることが多い

  • 本社 ↔ 支社 を安全に接続

  • 閉域網・VPN接続に利用

専門用語解説:

  • VPN:暗号化された仮想専用線

  • 閉域網:インターネットを使わない専用ネットワーク

④ Fortinet FortiGate-3701F(ファイアウォール)



役割:ネットワークの門番

FortiGateは、国内でも圧倒的シェアを誇るファイアウォールです。

  • 不正通信の遮断

  • アプリ制御

  • IPS(侵入防御)

専門用語解説:

  • ファイアウォール:通信の許可・遮断を制御

  • IPS:攻撃を検知・遮断する仕組み

⑤ Cisco Meraki 【MX85】 (クラウド管理UTM)



役割:GUIで管理できる次世代ネットワーク機器。UTM
Merakiというメーカーだったが数年前にCiscoが買収し、CiscoMeraki となった。

  • ブラウザだけで設定管理

  • ノーコード感覚

  • 中小〜中規模オフィス向け

専門用語解説:

  • UTM:複数のセキュリティ機能を統合した装置

 

⑥ Dell PowerEdge R760 (サーバー)



役割:仮想基盤・DBの土台

ネットワーク機器ではなくサーバーですが、

データセンターではほぼ必ず登場します。

  • ESXiなどの仮想基盤

  • CPU・メモリを大量搭載

専門用語解説:

  • ESXi:物理サーバー上に直接インストールして複数の仮想マシン(VM)を実行

⑦ A10 Thunder 7655S(ロードバランサー)



役割:通信の振り分け役
ロードバランサ・ADCとしては一般的なメジャー機器

  • 負荷分散

  • SSL処理

  • プロキシ用途

専門用語解説:

  • ロードバランサー:通信を複数サーバーに分散

  • ADC:アプリケーション配信制御装置

⑧ F5 r12900-DS BIG-IP(ハイエンドADC)



役割:大規模サービスの要

  • 高トラフィック対応

  • iRulesによる柔軟制御

  • 大企業・官公庁向け

⑨ NetApp 【AFF A70】 (ストレージ)


役割:データの保管庫

  • オールフラッシュ

  • スナップショット

  • 重複排除

ネットワークエンジニアは直接触らないことも多いですが、

データセンターではほぼ必ず見る機器です。

どこまで分かれば「一人前」?

動画内でも触れられていましたが、

  • 全部知っている → ベテラン

  • 半分以上分かる → 現場経験あり

  • 数個しか分からない → これから

という一つの目安になります。

どの機器でもデータセンターで見かけるものばかりなので
知っているほど経験値が高いインフラエンジニアの成長ロードマップ

とも言えます。

まとめ|手のひらサイズでも中身は本物

手のひらネットワーク機器ガチャは、

  • インフラの全体像が見える

  • 現場で使われる実機を学べる

  • 学習モチベーションが上がる

という、教育的価値の高いガチャです。

「知らない機器があった…」

それは恥ずかしいことではなく、次の成長ポイント

インフラエンジニアとしての引き出しを増やすきっかけとして、

ぜひ一度、手のひらネットワーク機器を調べてみてください。

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