AWSの全体像を初心者向けに徹底解説|クラウドの基本から学習ステップまで整理

クラウドエンジニアを目指してAWSの学習を始める人は年々増えています。

しかし、AWSはサービス数が非常に多く、「何から学べばいいのか分からない」「全体像がつかめない」と感じる人も少なくありません。

AWSを効率よく学ぶためには、個別サービスを暗記する前に、

クラウドの基本概念・AWSのサービスモデル・代表的なサービス・学習の順序

を整理して理解することが重要です。

本記事では、AWS初心者が最初に押さえるべきポイントを体系的に解説します。

 

クラウドの基本とサービスモデル


AWSを理解する上で、まず知っておきたいのが

IaaS・PaaS・SaaS という3つのサービスモデルです。

IaaS(Infrastructure as a Service)

インフラ部分(サーバー・ネットワーク・ストレージ)をサービスとして利用する形態です。

利用者はOSやミドルウェアを自分で構築します。

代表例:AWS EC2

PaaS(Platform as a Service)

OSやミドルウェアがあらかじめ用意されており、

利用者はアプリケーションの開発に集中できます。

代表例:AWS Elastic Beanstalk

SaaS(Software as a Service)

完成されたアプリケーションをインターネット経由で利用する形態です。

代表例:Gmail、Slack

建築に例えると、
IaaSは「基礎だけある土地」、

PaaSは「建物が完成していて内装を考える状態」、

SaaSは「完成した家に住むだけ」

というイメージで理解すると分かりやすくなります。

 

AWSの代表的なサービスはこの6つを押さえればOK


AWSには200以上のサービスがありますが、

最初からすべて覚える必要はありません。

まずは以下の6つを理解するだけで、AWSの会話は十分に通じます。

  • EC2:仮想サーバー(オンプレミスのVMware相当)

  • S3:オブジェクトストレージ

  • RDS:マネージドデータベース

  • Lambda:サーバーレス実行環境

  • VPC:仮想ネットワーク

  • CloudFront:CDN(コンテンツ配信)

この6つは、AWSを学ぶ上での基礎中の基礎となるサービスです。

AWSとオンプレの関連表

サービス名 分類 役割・概要 オンプレミスで例えると
EC2 コンピューティング 仮想サーバー。Linux/Windowsを自由に構築可能 物理サーバー / 仮想マシン
S3 ストレージ 画像・動画・バックアップを保存するオブジェクトストレージ ファイルサーバー
RDS データベース MySQLやPostgreSQLなどのマネージドDB DBサーバー
VPC ネットワーク AWS上に作る仮想ネットワーク 社内ネットワーク
Lambda サーバーレス サーバー管理不要でコードを実行 バッチ処理サーバー
CloudFront CDN コンテンツ配信を高速化 CDNサービス

AWSを理解するために必須の基礎用語

リージョン

AWSのデータセンターが存在する地域の単位です。

例:東京リージョン、大阪リージョン。

AZ(アベイラビリティゾーン)

リージョン内に存在する複数の独立した拠点です。

AWSはAZを分けることで、障害に強い構成(冗長化)を実現しています。

この仕組みにより、

AWSは世界中で安定したサービス提供が可能になっています。

AWSが世界中で使われている理由


AWSが世界中で採用されている理由は、大きく4つあります。

① 先行者優位

AWSは2006年に主要サービス(EC2・S3)を提供開始しており、

主要クラウドの中で最も早く市場に参入しました。

② リージョン・AZの圧倒的規模

世界中にデータセンターを展開しているため、

グローバルサービスの展開スピードが非常に速いのが特徴です。

③ 豊富な導入実績

Netflixをはじめ、金融機関・官公庁・大企業まで

数多くの導入事例があり、安心感につながっています。

④ 独自の経済圏

AWS認定資格が普及し、

エンジニア・パートナー企業・支援体制が充実しています。

この好循環がAWSの強さを支えています。

AWS学習を始めるおすすめステップ


AWS学習は、次の3ステップで進めるのがおすすめです。

① AWS無料アカウントを作成

無料利用枠を使い、EC2やS3を実際に触ってみることで、

クラウドの仕組みを体感できます。

② Linuxの基礎を学ぶ

AWSはLinuxサーバーが前提となるケースが多いため、

基本的なLinuxコマンドは必須スキルです。

③ AWS認定資格の学習

最初におすすめなのは

AWSクラウドプラクティショナー

AWSの全体像を体系的に学べる入門資格です。

学習教材としては、

実際に手を動かせる Udemyの動画教材 が効果的です。

AWS認定資格の全体構成


AWS認定資格は大きく4カテゴリに分かれています。

  • ファンデーショナル:クラウドプラクティショナー

  • アソシエイト:ソリューションアーキテクトなど(中級)

  • プロフェッショナル:上級資格

  • スペシャリティ:ネットワーク・セキュリティなど専門分野

初心者は、

クラウドプラクティショナー

ソリューションアーキテクト(アソシエイト)

という流れが王道です。

まとめ|AWSは全体像を理解してから学ぶのが近道

  • AWSはまず「クラウドの考え方」を理解する

  • 代表的なサービスと基礎用語を押さえる

  • 実際に触りながら学習する

  • 資格学習で知識を体系化する

AWSはサービス数が多い分、

最初に全体像を整理できるかどうかで学習効率が大きく変わります。

焦って細かいサービスを覚えるのではなく、

まずは基礎を固めることが、クラウドエンジニアへの最短ルートです。

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