投稿日:2025.12.15 最終更新日:2025.12.15
AWS・Azure・GCPの違いとは?クラウド初心者でも分かる3大クラウド徹底比較
「AWS」「Azure」「GCP」
IT業界にいると必ず耳にするこの3つのクラウドサービス。
しかし、
-
何がどう違うのか分からない
-
名前は知っているけど説明できない
-
どれを勉強すればいいのか迷っている
という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、クラウド初心者・インフラ初学者でも理解できるように、
AWS・Azure・GCPの違いと特徴、選び方の考え方を整理して解説します。
目次
そもそもクラウドとは何か?

クラウドとは簡単に言うと、
インターネット経由でITインフラ(サーバー・ネットワーク・ストレージなど)を利用できるサービスです。
従来は、自社でサーバーを購入し、
-
データセンターを借りる
-
ネットワークを構築する
-
障害対応・保守を行う
といったことをすべて自前で行っていました。
クラウドでは、こうしたインフラを
必要な分だけ、必要な期間だけ使えるのが最大の特徴です。
クラウドサービスは3社だけ覚えればOK
世の中には多くのクラウドサービスがありますが、
実務上は次の3つを押さえておけば十分です。
-
AWS(Amazon Web Services)
-
Azure(Microsoft Azure)
-
GCP(Google Cloud Platform)
この3社で、世界のクラウドシェアの約60%以上を占めています。
AWSとは?世界シェアNo.1の万能型クラウド

AWSはAmazonが提供するクラウドサービスで、
世界シェア約30%を誇る業界最大手です。
AWSの特徴
-
サービス数が200以上と圧倒的に多い
-
あらゆる業種・規模に対応できる
-
情報量・事例・技術ブログが豊富
Netflix、ANA、NTTドコモなど、
国内外の大手企業がAWSを採用しています。
その他、企業のAWS導入事例はAWS公式サイトから確認可能です
AWSの代表的なサービス
-
EC2:仮想サーバー(オンプレでいうVMware)
-
S3:オブジェクトストレージ
-
RDS:マネージドデータベース
-
Lambda:サーバーレス実行環境
-
CloudFront:CDN(高速配信)
「迷ったらAWS」と言われるほど、
万能で潰しがきくクラウドです。
Azureとは?Microsoft製品と相性抜群のクラウド

AzureはMicrosoftが提供するクラウドサービスです。
世界シェアは約20%で、AWSに次ぐ規模を持っています。
Azureの特徴
-
Microsoft製品との親和性が非常に高い
-
Active Directory・Office365と強力に連携
-
大企業・官公庁・金融系での採用が多い
日本では、
三菱重工、DMM、日清食品などがAzureを利用しています。
その他、企業のAzure導入事例はAzure公式サイトから確認可能です
Azureの代表的なサービス
-
Azure VM:仮想サーバー(AWSのEC2)
-
Blob Storage:ストレージ(AWSのS3)
-
Azure SQL Database:データベース
-
Azure Functions:サーバーレス(AWSのLambda)
-
Azure CDN:CDN(AWSのCloudFront)
AWSと機能はほぼ同じで、
名前が違うだけと考えると理解しやすいです。
GCPとは?AI・データ分析に強いクラウド

GCPはGoogleが提供するクラウドサービスです。
世界シェアは約10%と、AWS・Azureよりは小規模ですが、
明確な強みを持っています。
GCPの特徴
-
データ分析・AI・機械学習に強い
-
BigQueryなど分析系サービスが充実
-
Googleの技術基盤を活かした設計
音楽配信サービスのSpotifyは、
レコメンド機能や分析基盤強化のために
AWSからGCPへ移行した事例として有名です。
その他、企業のGCP導入事例はGCP公式サイトから確認可能です
GCPの代表的なサービス
-
Compute Engine:仮想サーバー
-
Cloud Storage:ストレージ
-
Cloud SQL:データベース
-
Cloud Functions:サーバーレス
-
Cloud CDN:CDN
3大クラウドの機能は基本的に同じ
AWS・Azure・GCPを比較すると、
提供している機能の種類自体はほぼ同じです。
なぜなら、
システム構築に必要な要素(サーバー・NW・DB・ストレージ)は
昔から変わっていないからです。
違いが出るのは、
-
得意分野
-
周辺サービス
-
企業文化・顧客層
といった部分になります。
どのクラウドを勉強すべき?
これからクラウドエンジニアを目指すなら、
AWSかAzureから始めるのが無難です。
理由
-
案件数・求人が圧倒的に多い
-
学習コンテンツが豊富
-
他クラウドへの応用がしやすい
GCPは、
AI・データ分析に強い興味がある人が
次のステップとして学ぶのがおすすめです。
営業・非エンジニアでも知っておくべき理由
クラウド案件では、
EC2、Azure VM、Cloud SQLなどの
サービス名が飛び交います。
営業や企画職でも、
「AWSのEC2=AzureのVM」
といった対応関係を理解しているだけで、
会話の理解度が一気に上がります。
まとめ|まずは全体像を掴むことが大切
-
AWS:万能型・世界シェアNo.1
-
Azure:Microsoft製品と相性抜群
-
GCP:AI・データ分析に強い
最初から完璧に理解する必要はありません。
「3社の特徴と立ち位置をざっくり掴む」ことが第一歩です。
そこからAWSやAzureを軸に学習を進めていけば、
クラウドエンジニアとしての土台は十分に作れます。