インフラエンジニアに向いてない人の特徴4選|長く続けるためのポイントとは?

IT業界の中でも、インフラエンジニアは安定した需要があり、多くの未経験者が挑戦しやすい職種です。
しかしその一方で「思っていたより大変だった」「自分には合わなかった」と業界を去ってしまう人が一定数いるのも事実です。

では、どのような人がインフラエンジニアとして続きにくいのでしょうか。
本記事では、これまで数多くのエンジニアを見てきた経験から、インフラエンジニアに向いていない人の特徴4つと、長くキャリアを続けるためのポイントを解説します。

1. ストレス耐性が低い人

インフラエンジニアに向いてないと言われる方の特徴として、ストレス耐性が低いという点があります。
ネットワーク機器やサーバなどのインフラ機器は企業のITインフラでは無くてはならない基盤です。
その為、1つのミスや障害で大規模なトラブルが起こることもしばしば。

ニュースを見ていると、時折、某銀行でのATMトラブルなどが目に入ってきます。この様に1つのミスが新聞沙汰になることもあります。

そのため、インフラエンジニアとして働く上で、一定のストレスは避けられません。顧客からの厳しい指摘や、トラブル対応によるプレッシャーは日常的に発生します。

ただし、同じ環境にいても強くストレスを感じる人と、そうでない人がいます。違いを生むのは物事の受け取り方です。

例えば「雨が降っている」という状況をネガティブに捉える人もいれば、「お気に入りの傘を使える」と前向きに受け止める人もいます。
インフラエンジニアも同様で、細かい部分にこだわり過ぎてストレスを抱え込みやすい人は、業務が長続きしにくい傾向があります。

一方で、分からないことがあれば素直に聞いたり、気持ちを切り替えて前向きに対応できる人は、長く活躍できる傾向があります。

2. IT技術に興味がない人

「年収1000万円」「フルリモート」といった華やかな求人広告に惹かれてIT業界に入る人も少なくありません。
しかし、インフラエンジニアの仕事は地道で泥臭い作業が多く、勉強を続ける意欲がない人は苦しくなるのが現実です。

エンジニアは「一生勉強」とよく言われます。新しい技術を学び続ける姿勢がなければ、現場で求められる知識に追いつけず、仕事を任されるほどに負担が増していきます。

逆に「知らないことを学べるのが楽しい」と思える人や、資格取得・自主勉強を積極的に行える人は成長が早く、長期的にキャリアを築きやすいでしょう。

3. 臨機応変な対応が苦手な人

インフラエンジニアの仕事は、想定外の事態が発生することが多いのが特徴です。

  • 顧客の要望が急に変わる

  • 障害対応で突発的な作業が発生する

  • 夜間や休日に緊急対応を求められる

こうしたイレギュラーに対して「またか…」とストレスを感じやすい人は消耗しやすくなります。

逆に、「これはこれ」と切り替えて柔軟に対応できる人は大きなストレスを感じにくく、結果的に長く働き続けられます。臨機応変さは技術力と同じくらい重要なスキルといえるでしょう。

4. フットワークが重い人

インフラエンジニアは物理的な機器を扱う仕事が多いため、現場作業や出張に抵抗がある人は不向きです。

  • データセンターや客先に出向く

  • 地方の工場へ出張して無線機器を設置する

  • 夜間や休日にシステム停止時間を狙って作業する

こうした対応が避けられない以上、「遠方に行きたくない」「夜勤は絶対に嫌だ」というスタンスだと、業務に大きなストレスを感じやすくなります。フットワーク軽く動ける人の方が、インフラエンジニアとしては適性が高いといえるでしょう。

若手インフラエンジニアが長く続けるためのポイント

では、これらの特徴に当てはまる人はエンジニアを諦めるべきなのでしょうか?
必ずしもそうではありません。大切なのは、無理をしすぎず続ける工夫をすることです。

1年目〜2年目は「頑張りすぎない」

最初の1〜2年は教わることが多く、努力が必要な時期です。しかし、先輩と同じ水準で完璧にやろうとすると心が折れやすくなります。

「まずは1年間続けること」を目標に、力を70%程度にセーブして走り続ける意識を持ちましょう。

スキルが市場価値を高める

SES業界では、技術力が上がれば上がるほど案件の選択肢が広がります。
スキルがつけば「夜勤なし」「フルリモート」といった条件の良い案件を自分で選べるようになり、結果として働きやすい環境を手に入れることができます。

まとめ

インフラエンジニアに向いていない人の特徴は次の4つです。

  • ストレス耐性が低い人
  • IT技術に興味がない人
  • 臨機応変な対応が苦手な人
  • フットワークが重い人

一方で、これらの特徴を理解し工夫すれば、長く続けることは十分に可能です。
特に若手のうちは「まずは続ける」ことを最優先に考え、経験を積みながら市場価値を高めることが大切です。

インフラエンジニアは簡単な仕事ではありませんが、その分、スキルを磨けば働き方を選べる自由も手に入ります。
キャリアを諦める前に、自分の適性やスタンスを見直し、長く続けるための工夫を取り入れてみてください。

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